違反を繰り返すサイトにGoogle Adsenseが配信され続け、私のメディアでは配信停止となったので、ポリシーについて担当と話した結果
先日、Adsenseのポリシーについていろいろ書きましたが、今日進捗があったので報告します。今日、この記事見た方は、何のこっちゃわからないと思いますので、簡単に流れを書いておきます。
殺人事件などのデリケートかつ悲劇的なコンテンツにAdsenseの広告を掲載するのはポリシー違反なのですが、この間発生した川崎の中学1年生殺害事件や和歌山の小学生殺害事件など、凶悪事件を題材としたコンテンツに広告が掲載されており、何度もポリシーチームに通報したが、全く対応しなかった為、担当に対し、現状のポリシーの運用はまるでできておらず形骸化しているんじゃないですか、とメールしたわけです。
で、いくら通報しても対応しないから、私のメディアでもわざと川崎事件のコンテンツに広告を掲載し、私のAdsenseが停止されるまでに当該サイトへの広告の配信が停止されるかを試してみました。
詳細は以下のページで。
Adsense広告の配信停止
すると、今朝、Google Adsenseから広告停止したのでよろしく。とメールがきました。
まぁ、広告配信が停止されるのは予想通りなんですよ。わざとポリシー違反をして相手の出方を見たのですから。
さて、以前より通報していたサイトの確認をすると、何と広告が掲載されたまま。配信停止を喰らった様子はまるでありませんでした。さすがに、これはないだろうと、担当にこれはいったいどういうことなのかをメールし、話にならないから電話をしてくださいとメール。
担当者と電話で話す
その後、電話がかかってきたので、担当さんと話をしました。やはりポリシーチームは目視で確認をしており「違反サイトを見つけ対応するのですが、サイトによっては時間がかかる場合があります。」という返答。サイトによっては時間がかかるとはどういうことなんでしょうかね。
私は「Google側が作ったポリシーをきんと運用できていませんよね。だから、今回の川崎事件や和歌山の事件で検索エンジンで上位表示されるサイトが狙い撃ちにされているのでは?」「真面目にポリシーを遵守しているのがバカからしい」とだけ担当者にクギを刺しておきました。
結局はポリシーの運用がきちんとできていない事が根底にあるようです。
正直、今回の件でニュースメディアからAdsenseは3月いっぱいで掲載終了します。
また、今回の件で、自分の中でAdsenseの対応にはかなりがっかりしたので、前から言っているAdsenseの掲載を中止したいと思っています。
とは言え、3月中は既存のAdsense枠のデータ取りがある為、このまま掲載を続ける形をとり、全体の広告の配置についても考え直すつもりです。今回の事は残念の一言で、真面目に運営しているAdsenseユーザがバカを見る、あまりに理不尽なものでした。
恐らく、私1人がアドセンスチームの担当1人に意見具申したところで、この悪い流れが変わるとも思えませんが、誰かが声を出さないと変わらないもの事実です。
Adsenseを掲載している有名ブロガーさんや、いろいろなユーザさんも、もっとAdsenseについて意見があるならどんどん言った方がいいと思います。
Googleを恐れることなんてこれっぽちもありません。声を大にして言うべきです。
また、Adsenseだけがマネタイズ手段じゃない。
多くのブロガーさんなどをみているとマネタイズはAdsense頼みのようなところが多いですが、もっともっとマネタイズする方法はあります。Adsenseと併用してリスク分散することも重要です。
10年前と違い、今はAdsenseにも匹敵するようなSSPも多数あります。何もAdsenseだけに拘る必要は無いわけです。皆さんも検討してみてはいかがでしょうか。
以上、理不尽なAdsenseの運用ポリシーに嫌気がさした男の独り言でした。