サイトアフィリに参入したけど何していいか分からん男の独り言

ニュースサイトを運営するアラフォー男がアドセンスからの脱却を図りサイトアフィリに参入した記録とWordPressやNginxについても

ニュースメディアの執拗な犯人探しと晒しあげについて思う事

ニュースメディア運営

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どうも、ニュースメディアの運営で日に日に消耗している高林幸一です。

今、世の中を騒がせている川崎市の中学1年生が殺害された事件。余りにも凄惨な事件のせいか、ネットでは犯人が特定され、Twitterやまとめサイトで拡散される始末。ちょっとこれは異常な展開ですよね。

彼らが犯人であったとしても、あくまでも確定してない段階で晒すのはどうなのか

ソースはTwitter。そして、あとは2ちゃんねるで知り合いや顔見知り、近所の人と思われる人が書き込んだ不確定情報です。

そんな曖昧な情報を、逮捕前からネットに書き込みTwitterや２ちゃんで拡散される。よく考えてみてください。

仮に、彼らが犯人でなかった場合、どうするんですか？不確定な情報を勝手にネットに流し拡散してしまえば、その人の人生を潰すことになりかねません。今回のケースでは、私も名前が出ている少年らが犯人だと思います。

しかし、逮捕されるまでは、所詮、Twitterと２ちゃんがソース。信頼できるものは、何ひとつとしてありません。

確定していない情報をPV稼ぎの為、記事にする行為はどう考えてもおかしい

勿論、私もニュースメディアを運営し、そこからお金を得ている側の人間ですので、アンテナは常に張っている為、かなり早い段階から3人ないし4人の名前がTwitterで流れているのは確認していました。

昨日あたりから、大手の2ちゃんまとめサイトやニュースメディアが名前を晒し記事にしました。それまではTwitterと2ちゃんねるだけの情報だったのが加速度的に情報が拡散されていきました。

さすがにこの状態に、何かちゃうやろ、、、と。違和感を覚えました。

完全に逮捕されて、完全に特定されて裏が取れている状態なら、名前を晒すのもありでしょう。これだけのことをやった少年らが少年法で守られるのはハッキリ言っておかしいですから。

私自身の個人的な考えでは、ここまでの事を仕出かすような少年らの顔や名前が公表されるのはむしろ賛成ですし、公表されるべきだと思います。

しかし、逮捕される以前に、自分のサイトやメディアで一番最初に取り上げ、PVを稼ぐのは違うだろって思うわけですよ。

私もニュースメディアを運営しており、広告収入で得られたお金で生活する彼らと同じようなPV至上主義者ですが、さすがに逮捕前の少年の、しかも未確定情報を公開してまでPVを稼ぎたいとは思わなかった。

少年法で守られているのはおかしいという主張は理解できる

私自身、未成年者の犯罪で逮捕された少年少女の写真や名前を公表してはいます。自分自身がそういう主義だからで、少年法で守られるのは、とてもおかしい。

社会的制裁を加えさせるべきだとの考えのもと運営しています。

もちろん、そこには広告収入の事があります。

社会的制裁を受けるべきという、勝手な正義感と少しでもお金を稼ぎたいという思いで、容疑者らの名前をいち早く明らかにする。

そしてPVを稼ぎ少しでも収入を得ようとする。これはニュースメディアやまとめサイトを運営している人は、殆ど同じ思いでしょう。(少年法の是非は抜きで)

この行為も十分にゲスいです。理解していますし、私は、そのゲスいことをして生活しています。

しかし、今回の川崎の事件のようにあまりにも情報が曖昧で、何の確証も得られない状態で記事を公開してPVを稼ぐのはあまりにもゲスい。

そこには一線を引くべきであり、踏み込んではいけないと私は思います。

それをやってしまったら、何でもありやん。と、思いますし、そこまでして、PV稼ぎたいですか？そこまでして収入増やしたいですか？と思います。

更にこの様な行為には法的に問題があるとの指摘もある。

「不確かな情報をリツイートしただけでも賠償請求の対象となる可能性は全くないわけではありません」

と下手をすれば損害賠償や名誉棄損などに問われる可能性もある。

そこまでして、そこまでのリスクを背負ってまで逮捕前の少年らの名前や住所・顔写真・犯歴などを晒してPV稼ぎたいですか？

ちょっと今回の事件では加熱しすぎていますね。

今後もこのような事件は発生するでしょうし、このような問題はまた起こりうるでしょう。

しかし、PV稼ぎの為だけに、そこまでするのですか？とニュースメディアやまとめサイトの運営者に問いたい。

この記事については批判もあるでしょう。むしろ批判しかないと思いますが、いくらでも批判してください。

私はこれから、一線を引いてニュースメディアを運営します。仕事ですからね。今までとさほど変わりませんが、少年事件についてはある程度、距離を取るつもりです。